アリスト社労士行政書士事務所(港区・渋谷区)のブログ

2021.08.22

非常勤社員(パート社員)を正社員へ転換した場合の有給休暇の取り扱いについて

東京都渋谷区のアリスト社労士行政書士事務所
代表の社会保険労務士・行政書士 郡山博之です。

最近の相談案件として、非常勤社員(パート社員)を正社員へ転換した場合の年次有給休暇の日数付与のご相談がありました。

1.正社員に転換した時点で6か月後に10日付与すればいいのか?

2.非常勤社員(パート社員)の現在の有給の日数から10日付与すればいいのか?

と混同されてました。

答えは、1も2もNGです。

年次有給休暇の付与日数は、勤続年数(非常勤社員(パート社員)の期間を含みます。)で決定されます。
最初の6か月間は付与されずに、6か月目、1年6か月目、2年6か月目・・・・・と日数が増えていきます。
※取得時効は2年です。

従いまして、非常勤社員(パート社員)を正社員へ転換された場合は、年次有給休暇の付与日数は、非常勤社員(パート社員)で入社したときから通算されます。
多くの非常勤社員(パート社員)は、正社員より勤務時間が少なく、そのため年次有給休暇の日数は週労働時間が30時間未満で週労働日数が2日~4日の場合には、週所定労働日数と継続勤務期間に応じて1日~15日の年休が付与されます。
一方、週5日勤務の正社員及び非常勤社員(パート社員)は、勤務6か月で10日。それ以降は1年ごと(入社から数えて1年6か月目から)最高で6年6か月で20日付与されます。

つまり、非常勤社員(パート社員)を正社員へ転換した場合は以下の通りとなります。
・勤続期間(年数)は、非常勤社員(パート社員)で入社したときから通算
・年次有給付与日数の付与については、次の年次有給付与日までは現在付与されている有給休暇のままとし、次の年次有給付与日からは正社員としての日数を付与することになります。

例:1月1日入社で非常勤(パート社員)で入社した場合(週4日勤務)
7月1日に年次有給休暇を付与7日 翌年7月1日に付与8日・・・非常勤(パート社員)の場合
9月1日に正社員へ転換された場合は、7月1日に年次有給休暇を付与7日 翌年7月1日に付与11日

※年次有給休暇の付与日数-厚生労働省

以上、ご参考にしていただければ幸いです。

ここまで当事務所のホームページを読んでいただきありがとうございました。

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