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2016.04.27

これからの経営に必要な「社会関係資本」とは何か?

お疲れ様です!

東京・港区のアリスト社労士行政書士事務所の

                 代表 郡山 博之です。


今般、グローバル化、IT化がますます進み、社会の変化スピードが速くなるにつれて、経営の意思決定スピードもより速く、柔軟で、創意工夫をすることが求められています。そんな環境下では、意思決定に時間がかかる階層構造の組織よりも、googleのような自由で自律的で、権限移譲がなされた組織づくりに投資した企業が業界をリードしつつあります。
本日は、「人間関係や社風など」を意味する「社会関係資本」の重要性につい

てご案内します。



経営資本の種類とマネジメント

昔から企業活動で重要な経営資本は「ヒト・モノ・カネ・情報」であると言われ、下記を一般に「マネジメント」と呼びます。

※マネジメントの定義には諸説あります

1. ヒト=人材採用と教育、要因計画、リーダーシップなど

2. モノ=製品、商品、生産設備や機械など

3. カネ=会計や財務に関するもの

4. 情報=企業の保有するノウハウやナレッジ、技術情報、顧客データなどをコントロールし、経営目標の達成のために分配し最適化したり、進捗管理や業務改善を行ったりする作業



リーダーシップの役割

一方で「リーダーシップ」とは、事業目的を定め、目標へ導く「引っ張る力」を言うでしょう。組織の方向性を示し、望ましい行動模範を見せていくリーダーが、組織の推進力となります。日産のカルロス・ゴーン氏のように、時には抜本的な改革をやり遂げるリーダーシップがリーダーには求められます。

社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)とは

ヒト・モノ・カネ・情報などの経営資源に対して、人間関係そのものが資本であるという考え方があります。これを「社会関係資本(ソーシャル・キャピタル)」と呼び、人と人との関係(つながり)そのものを資源と考え、その関係性が様々な価値を生んでいるとみなします。この考え方に従うと、上司と部下がいがみ合っていて不信感がある組織よりも、協働意識が高く人間関係がスムーズな組織の方が、「社会関係資本が多い」ということになります。

社会関係資本の例

社会関係資本の例として、以下のような事柄を上げることができます。
l 正社員からパートまで同じようにアイデアや改善提案の権限があり、実際に発言や提案をしている社風

l 企業理念について社員がそれぞれ認識しており、企業理念に沿った行動を各自が自律的に選び、実行する風土

l 官僚的な構造でなく組織がフラットで、重要な経営上の意思決定について権限委譲がされている組織構造 

l 知識やノウハウを独り占めしようとせず、情報を共有して最適なサービスを作ろうというチームの雰囲気


これらの社会関係資本を多く備えている企業は環境変化に対して柔軟であり、改善や商品開発力が高く、業績が落ち込んだ時にもチームが崩れにくいという利点があります。

社会関係資本を増やすためには

人間関係をよくするためには、①企業理念など共通認識をしっかりと作り、社員と共有するイベントを習慣とする②自由な意見を奨励するような会議進行をする③アイデア提案を奨励する施策を行う、などの取り組みが考えられます。専門家の意見も取り入れながら社会関係資本強化を進めて行かれることをお勧めします。 

ここまで、当事務所のブログを読んでいただきありがとうございます。 

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